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日本で起きていること →何が世界と違うのか? ビジネス/人類学的観点から深い視点での気づきを。文化とマーケティング の観点から日本を見つめ直してみよう。

Hondaが勝てない理由はマシンの性能差ではなくて、ヨーロッパに根付くパトロン文化の差が大きい。

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Hondaが勝てない理由はマシンの性能差ではなくて、ヨーロッパに根付くパトロン文化の差が大きい。

今年のダカールは、HRCのホワン・バレダが序盤をリードしたけど、ウユニでのトラブルからエンジン交換/ペナルティで優勝戦線からは脱落した。日本勢には、頑張って欲しいので残念な結果だったけど、これが現実的な実力なんじゃないかと。(技術的な話じゃなく哲学的にね)

これは想像でしかないけど、Team HRCはホンダとしてKTMが10年かかった総合優勝を3年で成し遂げるべく、かなりの予算規模でダカールに挑んだはず。マシンもバリバリのワークスで一般には手に入らないものなんではないかと。一応リリースでは競技用に市販するとは言っているけど、ワークスは殆どスペシャルパーツの構成か?その体制で、常に最高のメンテとサポートを行っても今回の結果。

それに対してKTMだってワークス体制ではあるけど、世界のホンダほどの予算規模があるわけではないだろうし、そもそもマシンも市販のKTM Rally Replicaと大きくは変わらない。優勝のマルク・コマは安定したペースでレースを進めて、しっかりと最終日にはトップに立った。もちろん、コマの経験と資質の結果なんだけど、KTMのチームとしての経験とマシンとしての信頼性に負うところが大きい。実際、上位30台の内16台がKTMで、プライベートチームでも完走できるというのがマシンの信頼性を物語ってる。こんなラリーのベースマシンが24,000ユーロ(320万円以下)で手に入るというのが王者の真の強さ。

いずれCRF450Rallyが市販された時に、どれだけのライダーに使用されるか?そしてどれだけの信頼性があるのかが、すべての答えなんだけど。

日本メーカーとヨーロッパメーカーの違いって、自分達がだけが勝つのか?それともユーザーみんなに同じ経験をしてもらうのか?といった点ですね。これは自動車のツーリングかーレースのベースマシンも同じ。モータースポーツに限らないけど、サービス体験を顧客に提供する考え方が違い過ぎる。まあこれは金持ちとしての歴史が長いヨーロッパに日本が敵う訳もないか?実は戦前の日本もかなり豊かで、書生制度とか丁稚奉公とか持つ者が持たない者をスポンサーする制度があった筈だけど、すっかり失われてしまった。