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日本で起きていること →何が世界と違うのか? ビジネス/人類学的観点から深い視点での気づきを。文化とマーケティング の観点から日本を見つめ直してみよう。

文句を言わなきゃ、いつになっても差別は無くならない

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実は手話にも差別表現は存在する。(現在はどうか知らないけど)

私の大学の友人がアメリカの大学で受けたクラス。保守的なカソリックの大学で決して人を傷つけたりしないような教授が手話の講師。

「さあ皆さん、今日は人種について話しましょう」と手話で。

そして、彼女がやったのは、

手で“C”を作って、空いた指で目の端を釣り上げる

「はい、これが中国人です」

そしてその後は当然、”J”が日本人で、”K”が韓国人

そこでヤンチャな友人(日本人)が「それは差別表現なんじゃないか!」

と指摘すると、ニコニコしながら

「あ〜、それは特徴を表しているだけよ。差別とは違うの。」

この瞬間に切れた友人は反射的に、

「じゃあ、黒人はこれでいいんだよな」

と、右手で”A”(Afro Americanの意味)を作って下唇を下にめくって見せた。

この行動に、その教授は烈火のごとく激昂し

「お前はRacistだ!このクラスから出て行け」と。

この反応の違いは、教授(と言うか一般的な人々)が相手(言われた側)がどう反応するか?を気にしていることから。

アメリカと言う国は、歴史的にアフリカ系アメリカ人との確執を経験してきており、彼らが嫌がる事をすると何が起きるかを知っている。だから過敏に反応するのだ。

昔から、ニコニコするだけで自らの主張をしなかった日本人。だまって真面目にやっていればいずれは認めてもらえると言う勘違い。

実は農業大国である米国。その農業を進化させたのは紛れもなく日本からの移民。彼らがいなければ、いまでもカリフォルニアはただの砂漠であったらしい。米国に貢献しているんだよ、日系移民は。

それでも黙っていたら、彼らは日本人に感謝しない。言わなきゃダメなんだ。

1992年のロスの暴動、韓国系移民との確執。アフリカ系アメリカ人との問題だけでなくて、いまやアメリカ人は韓国系についても、良くも悪くも理解し始めている。

でも日本人への理解度って社会貢献の割にはまだまだなんだよね。アメリカの農業を豊かにした、そんな日系移民達を敵性国民として収容所に収監したのだ。もちろん場所によっては待遇に差があって、ハワイにいた私の友人の両親、祖母は決して悪い思いはしなかったそうだ。でも、自国民を収監したのだ。

戦後解放された日系移民達は、自分達が築いてきたサンフランシスコのジャパンタウンに戻ろうとしたが、多くは周辺の貧困層の住民に占拠されていたそうだ。