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変わりゆく国内二輪市場

某外国メーカーの状況を調べようと以前個人的に調査してみた国内二輪市場について、3年ぶりにアップデートしてみたところ、この数年でも大きく環境が変わってきていることが判明。

2015年以降停滞気味ではあるが過去5年間で見ると順調に成長しているようにみえる国内2輪市場(2011年比160%)。しかしリーマンショック前の2008年と比較すればやっと70%程度の実績である。日本自動車工業会(JAMA)の統計が2016年までしかないのだが2017年の実績をみたときに改めて精査してみたい。

 そして 同期間で見たときに輸入二輪車の販売は12%の伸びとなり、国産との価格差を考えると検討しているが、メーカー別のシェアには大きな変化が起きている。

 

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登録台数的には米ハーレーダビッドソン(HD)がトップではあるが、独BMWが5年前比160%と国産車並みの伸びをみせている。2011年には15%のシェアだったものが最新の2017年の実績では25%となっており、数年のうちにはHDを脅かす存在になることは間違いない。そしてその下をみても、嘗てシェア3位を守っていた伊ドカティの位置をオーストリアKTMが脅かすようになっている。

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 HD、BMWは別格として、かつては日本メーカーがナーチャリングしたユーザーを外国車が獲得するというスキームは終わっていて、自社自らユーザーをナーチャリングできるメーカーが強みを発揮している。典型的な例がKTM。モトクロスやエンデューロといったファンバイクを提供しながら、そのユーザー層を見事に取り込んでいるのではないか?

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かつて80 年代の日本では、原付から自動二輪が若者に限らず、生活者の移動手段から趣味まで大きな消費を占めていた。まだそんな環境がアジアには残っているけれど、それだけでは国内の産業は廃れてしまうなと。

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