true japan

Its Culture, Business, through a Japanese Marketer's Eye.

ジャーナリズムよ、蘇れ!

昨今、厳しい状況の続くジャーナリズムメディアですが、アメリカでも本格的に人材リソースのシフトが始まっているようです。

 

メディア・パブ: ベテラン新聞記者も,活躍拠点をソーシャルメディアへ

 

思えば、ファッション系の雑誌メディアでも同じ事は起きていて、ジャーナリスティックな記事を掲載するファッション誌から大手ブランドが広告を引き上げ、自分たちの言いなりになるメディアのみに広告を出すようになりました。その結果、読者にとって本当に意味のあるコンテンツを掲載するメディアは衰退し、エディター達もリストラの憂き目にあいました。

 

しかし、そこで諦めなかったエディター達は自分たちの活動の場をブログに求めたのです。当然、個人のブログでは商売にならなかったのですが、ユーザーはジャーナリスティックなブログを支持。その結果、かつてのファッションジャーナリスト達が運営するブログが、本家のファッション誌を脅かすようになっています。

 

GLAMが良い例なのですが、数多くのファッションジャーナリストをブロガーとして抱えており、産業界への影響力も強めているようです。

 

新聞ジャーナリズムが非常に厳しい局面を迎えていますが、私はジャーナリズムが存在しない世界なんて耐え切れません。TVが無くなってもいいけど、ジャーナリズムは生き続けて欲しいです。